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RETAIL ECサイトでブルーオーシャンを作る
トレンド予測の方法

インターネットで商品購入することが当たり前になるまで普及したことで、ネットショップの数は数えきれないほどの店舗数が存在しています。

ニッチマーケットの専門店化や独自のサービス展開、ペルソナ軸のサイト構築など各社オリジナリティを商品やショップ、ブランドに持たせることで自社ECサイトの特別感を高める工夫をしています。しかし、一番シンプルにブルーオーシャンで勝つ方法はトレンドの先読みができることです。EC担当者であれば誰もが一回は思ったことがあるのでないでしょうか?

「世の中のトレンドを先読みすることができれば・・・」と。

本記事では明日からできるEC担当者がキャッチしておきたいトレンド把握についてまとめます。

1. 自社のプロダクトのマーケットを把握する3つの方法

自社のプロダクトのマーケットを把握する3つの方法

トレンドを先読みすることは、ブルーオーシャンすなわち無コンペの状態で1人勝ちできる、夢のような技ですがEC業界問わず特技として未来予知できる人間なんていません。

イベントとは異なり、トレンドは未来確約されていないので、予測することが一見不可能なように感じますが、実はそんな事はありません。

EC担当者の方が日々の生活の中で3つのことに注視することでトレンドは予測することができます。

1-1 放送局サイトの放送予定

放送局サイトの放送予定

例:TV朝日番組表
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/bangumi/next.html

1つ目に目を向けたい情報収集源として放送局サイトの放送予定表があります。
これは近未来に一瞬おこるトレンドが告げられている状態なので自社や自社プロダクトに関連する放送内容ならば仕入れやコンテンツ、さらに言うとSEMの領域まで考慮しておくと放送当日の検索やSNSから独占を狙うチャンスを得ることができます。

また、自社のプロダクトのメインペルソナが観ると予測できる番組の内容を理解しておくことでどういった最新情報を取り入れているのかを確認することができるため実施するキャンペーン企画ページの表現にも活かすことができます。

1-2 雑誌の次月号案内

雑誌の次月号案内

例:光文社 VERY
引用:https://www.kobunsha.com/shelf/magazine/next?seriesid=102003

TVの放送だけでなく、雑誌の次号予告もまたトレンドの先取りになります。さすがに週刊誌の場合、手を打つのに時間が不足しますが、月刊誌の次号予告は約1ヶ月間あるので十分な準備期間を取ることができます。

また首都圏に限定した話にはなってしまいますが、電車の中吊り広告からも発売中の雑誌から来週、来月発売の雑誌までの内容をキャッチすることができます。

1-3 施設の竣工予定やイベントスペースの予定

施設の竣工予定やイベントスペースの予定

TVや雑誌と比較するとトレンドスパンが長期にはなりますが、商業施設、ビル、新駅などの竣工予定や道路、鉄道の計画、ブティックの出店計画やイベント、催事のスケジュールもまたトレンドを先取りできる情報源になります。

上述した通り、トレンドが発生するまでの期間が長く、地域性があることから商圏が小さくなりますが、地域密着型の施策やイベントドリブンとの合わせ技で確実に市場独占を狙うのに適しています。

2. 長期トレンドと短期トレンド

長期トレンドと短期トレンド

各メディアの予告をトレンドが発生する時期でセグメントすると上記のような分類ができます。全てのメディアが同じ予測を作るのではなく、媒体特性によって異なります。

長期トレンドほど準備期間はたっぷりありますが、トレンドが発生するのもなだらかであると言えます。

一方で短期トレンドの場合、即効性が高い分、トレンドも一瞬で終了してしまいます。どちらが良い、悪いではなく、自社ECの企画やコンテンツ、マーチャンダイズにこれらトレンド要素を組み込んだ戦略が重要になります。

2-1 特に生活品は短期トレンドで即効の効き目が

現在多種多様な媒体を使用してプロモーション施策を実施している企業からすると言わずもがなではありますが、生活品は特にトレンド発生までが短く、即効性があります。

特に最近では「ながらスマホ」というキーワードがあるように生活の中でスマートフォンを操作しながら過ごす時間が増えています。

メディア掲載から検索という情報収集までの時間が短くなっていることでこの即効性はさらにスピードが増しており、この風潮は生活品に留まらず今後他ジャンルのプロダクトにも影響を与えることが予想されます。

3. まとめ

EC担当者が今日から着手できるトレンドドリブン型の考え方を持つための情報収集方法についてまとめました。
本記事でお伝えしたい内容は大きく5つです。

① あらゆるメディアの予告編は、未来予測の宝山である。
② 特に生活品には即効の効き目がある。
③ キーワードが確定していれば事前のSEMができる。
④ 長期予告であればあるほど、準備対策がしっかりできる。
⑤ 世の中に散らばっている広告からもトレンドはキャッチできること。

自社ECで現在検討しているまたは実施している企画やキャンペーン、商品開発があれば一度市場やトレンドがどういう方向に向いているのかと照らし合わせてみるのことをオススメします。

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